刺し子

刺し子の花ふきん(十字花刺し)

現代の刺し子はかわいい

インスタを見ながら、「数寄屋袋のインスタ映え」って何だろうなんて思っていると、目に留まるのは刺し子の花ふきんのかわいさ、美しさです。まさに、「映え」ている。。

「刺し子」って言うと、私はむかーしの、紺地に白糸でざっくり大きな七宝模様とか麻の葉模様のイメージがありました。おばあちゃんの趣味、だったかなと。
が、今は白地にカラフルな糸で模様も細かくて可憐で、刺し子のイメージがガラッと変わりました。糸の色をご自身で染めている作家さんもいらっしゃるのですよね。お写真を拝見していると、淡いパステルなグラデーションの染めわけがあったりして、見とれてしまいます。

キットを購入

そこで。「やってみたい!」とオリムパスの花ふきんキット(十字花刺し)↓を購入しました。

布、糸、針がセットになっていて、1400円くらいです。

白い布(ふきん)には、洗うと消える特殊な下書きがあって、それに沿って1針ずつ刺していきます。

千人針じゃありませんよ〜!刺し子、です。
不器用な方でも大丈夫です。本当に、大丈夫。
でもちょっと、この柄は1作目には気合が入りすぎたかもしれない。もっと簡単な柄から挑むほうが、今後の攻略に燃えると思います。
では、順に追っていきましょう。
最初は外枠を四角になみ縫い。
それから横をやって、
縦をやったら「プラス」の模様になり、
楽しくて仕方なくなり、
寝る時間を過ぎても取り憑かれたかのように進めてしまう。
斜めをやって、
心のなかのストレスがさらさらと流されていくのを感じ、
糸の引きつりを気をつけながら逆サイドからの斜めもやると・・・
完成しました!
(↓軽く水洗いして下書きの模様線を消し、アイロンがけしました)
清々しい気持ちで満たされる私の心。
裏面も、かわいいんですよ。
ガイド線のとおりに針を刺しただけです。
何も考えず、無心に。
イライラ、ムシャクシャ、焦りetc
いろんな負のエネルギーが消えていって、心がすっと軽くなるような、そんな感覚があります。

刺し子の花ふきん。
なんてかわいくて、美しいのでしょう。
愛おしすぎて、台所ふきんになんてできないよ!
ダイニングテーブルの上のフルーツバスケットにかぶせるとか、こたつの上の菓子入れにかぶせる、とかでしょうか。
もっと早く出会いたかった。
仕事でストレスがたまったら、無言でひたすら刺し子をやろう。

そして、私がイライラしていたら、どうか刺し子の布(初心者なので下書きつきの)を与えてください。
これから、作成履歴を残していきたいと思いますので、数寄屋袋同様に、よろしくおつきあいくださいませ。

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