モダン

中が花柄の数寄屋袋

表が無地、裏が花柄の数寄屋袋

お客様から以前に、「表が無地、裏が柄のものがあったら」とメッセージをいただいていました。
以来、常に私の中では紬のリサイクル着物と小花柄の裏地を求めるセンサーが作動していて、納得の材料が揃って完成しました。

これらの紬は、リサイクル着物屋さんでどちらを買おうか迷っていたら、居合わせたおばちゃま(店員さんではなくお客様)が的確な助言を。

「迷ってるの?両方、買っちゃいなさい!こんないいの、もう出会わないわよ!」

という訳で両方お迎えして、「いいなあ。やっぱり、良かったなあ。」としばらく眺めてから解体し、布になってからもまた、「綺麗だなあ。」と寝かせてからハサミを入れました。


かわいい〜。

外見は大人しめですが、蓋を開けると小花柄と同系色の紬のコンビネーションがマッチしていて、使うのが楽しみな数寄屋袋になったかなと思います。開けた時に、「わぁ、中はお花なんだね!」とまわりに気づいていただけたら、内心すごく嬉しくなりますし。


紬(Berry)は、色合いをなんと説明すれば良いか。全体的な色としてはボルドーですが、白糸が混じっているためピンクよりにも見えます。


真綿紬感が強めで、織にボツボツとした節があって紬特有の味わいがあります。

出来上がってサイトに出品したら、お客様がすぐ見つけてくださいました。こんなにお待たせしてしまって…と恐縮したと共に、すっごく嬉しくて。じわじわと幸せって思いました。

紬(Orange)は、Berryのような節の目立ちはなく、光沢があって滑らかな触り心地。


良く見るとグリーンやベージュの糸も織り込まれています。画像では茶味が強く見えるかもしれませんが、柿色です。

オレンジは完売してしまい、現在ではかわいいバージョンのピンクでもお作りしています。

こちらは人気商品で、出品するとすぐSoldになりますが、再販予定あります。

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