禰豆子ちゃんの麻の葉着物
鬼滅の刃の大ヒットで、目にする機会の増えた「麻の葉模様」。
そう、禰豆子ちゃんのピンク色のお着物の柄です。
麻の葉模様はその名の通り、麻の葉の葉っぱの形を模した六角形(三角形の集合体)の幾何学模様のこと。三角形には古来、魔除けの意味があります(ダビデの星とか陰陽師の五芒星などを連想してください)。一方、昔話で農夫のおっちゃんが畑仕事で背負っている竹で編んだアミアミのカゴ=「籠目」も六角形。これは籠の目が鬼には正に「目」に見えて怖く、悪いものを寄せ付けず跳ね返すという魔除けの意味があるとも言われています。禰豆子ちゃんに麻の葉模様の着物を着せてる意味も、そういうの関係あるのかな?なんて思います。
さてさて、ではCraftカーニャでお作りしている麻の葉数寄屋袋をご紹介します。
かわいいパステルと大人ボルドー
まずは麻の葉パステル。
こちらは麻の葉織り出しの、紬の反物からのおつくりです。真綿系ではなく大島寄りのツルツル系で、クリーム地に淡いパステルオレンジ、パステルグリーンなどの麻の葉模様。裏地はコットン生地のペールイエローをあわせ、とてもやさしく、物静かですがじんわりかわいい雰囲気。
お次は麻の葉ボルドー。
こちらは真綿系の紬のリサイクル着物からのおつくり。ボルドー地にマスタード色の麻の葉に、裏地はコットン生地のグレージュをあわせて、すっきり洗練された印象に仕上がっています。
私は麻の葉模様が大好きですが、残念ながらまだそのお着物は持っていません。明治・大正時代あたりの設定のドラマに出てくるような、銘仙で濃い紫色の大きな麻の葉のお着物が幼い頃からの憧れで、いつか欲しいと思っています。私サイズ(40cm巾の銘仙てありますか…)の、これだ!とピンとくる反物に早く出会えますように。
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