その他

リボン、始めました!

最近の私は、「リボンの髪飾り」も、ちょこちょこ作っております。
なんでリボン??かと言いますと。。
いわゆる、『アップサイクル Upcycle』の気持ちから始まりました。

着物地の数寄屋袋の多くは、私はリサイクル着物をほどき、袖や身頃の部分を使って製作しています。
ガウチョやスカートを作るときは衽や襟の部分も使うのですが、数寄屋袋だとそれが余ってしまう。たまっていく。もったいないなぁと思っていました。
ハギレの活用ってなかなか腰が重たくて。

そんな中、本屋さんで見かけたのがこちらのリボンの本。

ハンドメイドのリボンBOOK [ 山口 路子 ]

きっと、本を見れば作れるのだろうけど、自分で色々バリエーションを考えられるように基礎からちゃんと習いたいなと。

リボンの資格をとる!

それで、思い立ってリボン講師の資格を取ることにしました。
講師の資格なんて要る?
リボンのディプロマなんて要らないんじゃ?
簡単に作れるじゃん!
などなど、色々周りには言われたのですが、私がお客様ならちゃんと勉強してしっかり作れる作家さんから買いたいんです。1日だけのワークショップ参加だけで得たもので販売していくのも嫌だったのです。販売歴が浅いなら尚更、信頼していただけるような状況を作っておきたい。

そんな訳で、リボン素人にはオンライン講習なんて不安すぎたので、対面で教えていただける教室を探しました。
リボン教室を調べながら感じたのは、「リボン協会」的な団体が幾つもあってそれぞれ金額も異なり、どうすればいいの???ということ。
結局、様々なリボン協会?流派?で講師の資格を取っていらっしゃる先生の元へ、まず体験レッスンに行きました。
作ったのはこちらのリボン。「バイカラーリボン」。画像の右と左、リボンの重ね順を変えることで、少し印象の違うリボンが出来上がり。

私は着物のときは髪をくるりんぱしてまとめ髪にするので、アラ隠しにばちんととめらるバレッタ仕上げにしました。
普段から和裁はしていても、ちまっと小さなリボンを指で折り畳む作業は、ちょっとした脳刺激。難しいなと思うレベルではなかったですが、こういう些細な作業をきっちりやりたいなと。

何より、お教室に伺って、たっくさんあるかわいいリボンの中から好きなリボンを選べて、こんなかわいいバレッタもできて、帰り道はウキウキでした。

先生はリボン流派の説明をしながら「この協会だとこう言うのを作るの」と、作品も見せてくださったので、Mstyleにしようってすぐ決められたし、ディプロマコースに進むかはこの時点で内心明らかでした。

講師資格(ディプロマ)コースはどうだった?

講師資格(ディプロマ)コースは基礎からその応用まで満遍なく網羅された内容で、やっぱり習って良かったです。
これをこうやったら帯留できるかも?
羽織紐もできそう!
なんて、妄想が広がって楽しくなってしまいました。

2日間、半日ずつ、作ったリボンたちです。

クリップどめ、バレッタ、ヘアゴム仕上げ、カチューシャ、布から作るファブリックリボンなどなど、色んな形の、色んな作り方を習いました。
ピンクとグレーのニュアンスカラーリボンたちが可愛くて仕方ありません。

その後、無事に試験に合格してMstyleの認定講師に。
これで、お教室も開けるし販売もできる環境が整いました!

販売の準備!

それからはせっせと自主練です。
徐々に、数寄屋袋の注文をいただく際に残布が十分にできるとおまけとして同封してみたり。

こちらは数寄屋袋「唐花」から。

こちらは数寄屋袋「ボタニカルネイビー」から。

違うタイプのものを数寄屋袋「山桜」から。
これは「ルルーリボン」と言う名前のついた、デザインの作り方で、ディプロマを取った後に別途習いに行き、ライセンス取得をしました。

プチリボンですけれども、まとめ髪にワンポイント。
お上品で良いのができたできた♪使ってもらうんだよ♪とワクワクしながら封入作業をしているとき、私は幸せ感じています。

これから少しずつ、色々展開していきますのでお楽しみにお待ちくださいませ。

クラフトカーニャの販売サイトへはこちらからどうぞ。オリジナルな数寄屋袋、おつくりしています。

アレンジいっぱい! ハンドメイドのリボンBOOK(1) [ 山口 路子 ]